■ ID | 854 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | Arsenic release from highly contaminated paddy soil of Bangladesh |
■ 著者 | M. S. Azam
立命館大学 M. Shafiquzzaman 立命館大学 J. Nakajima 立命館大学 I. Mishima 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)日本水環境学会 |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第43回日本水環境学会年会、平成21年3月18日 |
■ 抄録・要旨 | バングラデシュでは、灌漑用水として汲み上げた地下水中の砒素が、土壌ならびに食物などを介し、食物連鎖により人へ暴露されることが懸念されている。そこで、バングラデシュの水田土壌を用いて、土壌から地下水や雨水への砒素の溶出について室内実験から検討した。雨水を模擬した蒸留水を用いた場合よりも人工地下水を用いた場合において、土壌からの砒素量出は抑制された。これは人工地下水中のカルシウムやマグネシウムが砒素溶出抑制に寄与していると考えられた。よって、雨期には水田土壌中の砒素が雨水中へ容易に溶出する可能性を明らかにした。 |
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